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KOTAXの日記

飽き性だけど、のらりくらり。

【ヒューマンドラマ】ベスト・キッド

映画紹介

この作品には様々な想いがあるので、かなりネタバレするかもしれませんが大目に見てやって下さい。

 

ネタバレ注意だ!

 

概要

 

原題・The Moment of Truth/The Karate Kid

監督・ジョン・G・アヴィルドセン

主演・ラルフ・マッチオ

製作・1984年・アメリカ

 

2010年にリメイクされましまが、やはりこちらの方が個人的に好きです。

海外映画特有のトンデモ日本な感じですが、空手の精神などは本物なので、空手家の方もそうでない方も見て下さい。(シャクティ風)

 

こんな作品

イジメられっ子の主人公・ダニエルさんがアパートの管理人・ミヤギさんと出会い、空手を通して生き方や人との接し方を学んでいくヒューマンドラマ。

 

ダニエルさんが如何にもイジメられそうな感じや、ミヤギさんの温和であり芯の強い人間性など、良くあるヒューマンドラマでありなが、そこに空手を入れた事で深みを増した作品かと思います。

 

暴力よろしくな空手道場コブラ会やそのコブラ会の中でも暴力をよく思わない生徒がいるなど、主人公達以外でもドラマがあるところも見所かと。

 

1〜3はダニエルさんとミヤギさんの物語ですが、4作目のみ監督が違くジュリーさんとミヤギさんの物語です。

4作目は毛色がちと違います。

 

ミヤギ道空手

この映画の見所は、やはりミヤギさんが空手を通して教える人生観にあるかと思います。

 

ミヤギさんの使う空手は「剛柔流空手」と言われています。

これは剛柔流の開祖が宮城長順という人で、2作目の際、ミヤギさんの実家にある道場にある写真に対し、「この人が空手を沖縄に持って来た」と言ってるシーンがあります。

また、ミヤギさんのスタンスも狭めで那覇手のそれに近いと思います。

 

さて、ミヤギさんと言うと名言が多々あるので、それを紹介していきます。

 

 

「ダニエルさん、空手はここ。」

頭と胸を指して言うこの台詞。

この台詞の前にダニエルさんはミヤギさんに帯の色を聞きます。

しかし、ミヤギさんはベルト(3ドル98セント)の事を言ってはぐらかします。

ダニエルさんは階級=強さだと思っていましたが、本当はそんなものは関係なく、本人の考え方と心だと述べているシーンです。

ちなみに、物語終盤の大会には茶帯以上じゃないと出られないようで、受付をしていた男性から黒帯をくすねています。

 

「道を歩く時、右側を歩いても左側を歩いてもOK。しかし真ん中を歩けば車に轢かれてしまう。」

これはミヤギさんがダニエルさんに空手を教える時、最初に教えた事です。

「空手をやるも良し、やらないも良し、中途半端にやるのが一番ダメだ。」

と続くんです。

ダニエルさんは何処となく軽い感じの若者であった為、ミヤギさんはこの言葉を言いました。

この言葉を心にダニエルさんは空手の稽古に励みます。

まあ、何度か投げ出すんですけどね。

 

「免許があっても目、耳、頭の代わりにはならん。」

 誕生日に車をプレゼントしたミヤギさん。

喜ぶダニエルさんに言った台詞です。

前述の「帯の話」と通ずる所がありますね。

免許はあくまでも許可証なわけで、運転するのは自分だと。

 

「バランスの稽古を覚えてるか?バランスは空手だけじゃない、
人生すべてだ。全てがよくなる。」

物語終盤の空手大会で初めての試合に不安なダニエルさん。

そこでミヤギさんが言う言葉ですね。

この言葉を聞いて、ダニエルさんは落ち着きを取り戻し、集中することができました。

ここでのバランスは体幹のバランスではなく、心のバランスを言ってます。

ボートの上で行っていたバランスの稽古も、実は体幹ではなく心を鍛えるものだったのです。

 

コブラ会とミヤギ道空手

街で流行っていた空手道場はコブラ会でした。

実戦を意識した稽古で、門下生も多く、大会での成績も良かったようです。

 

コブラ

・稽古着は普通の空手衣。試合用はセンスを疑う空手衣?

・ライトコンタクト制(アメリカで空手と言ったらライトコンタクトが主流でした)

・道場訓は「早く打つべし、強く打つべし、情けは無用!」

・組手で倒れた相手に対し、トドメをさせと言う師範。

・試合で勝つ為、怪我をした部位を狙えと言う師範。

 

とまあ、こう書くとThe悪役なんですが、スポーツ空手でなければそこまで間違ってはいない感じがしますね。

空手衣はダサいですが。

 

ミヤギ道空手

・実は本人は名乗ってないです。大会の決勝で紹介する際に道場名が無いとアレなので司会者が勝手に言いました。

・空手はあくまでも身を守るもので、相手を倒す為のものじゃない。

・日常生活の全てが空手に関係している。逆もまた然り。ワックスがけとか。

・空手衣は背中に松の刺繍が入っている。

・帯の色は白のまま。

・稽古は意外にもフルコンタクト。

 

と、大きく違う様でそこまで違くない両流派。大きな違いは師範の信念ですかね。

師範の信念如何で門下生の性格も決まる...とは言い切れませんが、如実に反映されてる演出でした。

 

まとめ

途中から何を書いているのか分からなくなってきましたが、とにかく見ればいいんです!

ブルース・リージャッキー・チェンの様なアクション性は皆無ですが、一人の青年と一人の老人が空手を通じて心を通わせるヒューマンドラマ。

そんな作品もいいと思います。

 

これから空手を始める人も、空手家の方も、この映画を見ていただいて、空手の奥深さを知ってもらえると嬉しいですね。

 

まあ、2〜4も悪くはないので余裕があればどうぞ。